先日、大阪の中之島にある大阪市立東洋陶磁美術館「フィンランド陶芸」展と、そして合わせて開催されている「マリメッコ・スピリッツ」展に行ってきました。

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フィンランドの陶器やマリメッコの魅力をじっくり感じたい!
そんな私にもってこいの美術展です。

美術館の中は若い方や外国の方も多く、全ての作品が写真撮影OK
皆さん熱心に撮影をしていました。
美しいものを目の前にして、写真を撮りたくなるのは当たり前かもしれませんね。

アラビア製陶所の設備が整った環境で育ったたくさんのアーチスト。
ビルゲル・カイピアイネン(1915-1988)や、ミハエル・シルキン(1900-1962)ルート・ブリュック(1916-1999)は色彩豊かで物語性のある作品を数多く生みだしました。

今回一番観たかったのは陶版。


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ルート・ブリュック
陶版《聖体祭》
1952-1953年
アラビア製陶所


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ビルゲル・カイピアイネン
レリーフ(洋梨)
アラビア製陶所


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ルート・ブリュック
陶版《草むらの3羽》
アラビア製陶所


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ルート・ブリュック
陶版《勇者サンプサ》
アラビア製陶所


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ルート・ブリュック
陶版《静物(ピッチャーと魚)》
アラビア製陶所


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ルート・ブリュック
陶版《イースター・エッグの箱》
アラビア製陶所


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ビルゲル・カイピアイネン
彫像《ビーズバード》
アラビア製陶所


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ビルゲル・カイピアイネン
彫像《フラワーツリー》
アラビア製陶所


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ビルゲル・カイピアイネン
飾皿(テーブルのある部屋)
アラビア製陶所

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アルフレッド・ウィリアム・フィンチ
花瓶
アイリス工房


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アルフレッド・ウィリアム・フィンチ
花瓶
アイリス工房


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ピルゲル・カイピアイネン
飾皿(果実)
アラビア製陶所


マリメッコのテキスタイルも。

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マイヤ・ロウエカリ(1982-)
桜の花の雨
2017


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マリメッコの独創的で力強いデザイン。
観ていると元気になりますね。

時代を超えて愛され続ける、その訳がわかった気がしました。

大阪市立東洋陶磁美術館での開催は2019年10月14日(月・祝)までです。

そして、楽しみにしている「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展も楽しみです。