宝塚暮らしとやさしい時間

カフェや美術館、お出かけのこと。 おやつと日々のことも。 宝塚の住人です。

カテゴリ: 建築めぐり

京都国立博物館の中にある前田珈琲は、便利なのでやっぱりくる頻度は高い。

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この日はクロワッサンサンド。
博物館の中に入ると長時間入り浸るので、いつもエネルギーチャージする。
展示のエネルギーがすごすぎてこちらもそれなりの準備が必要なのです。
カップにたくさん入ってるカフェオレも好き。

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ぽってり厚みのあるカップに描かれているイラストも、前田珈琲さんのお客様に対する気持ちが現れているようで好きです。

創業は1971年なのだとか。
大きなガラス張りの窓から見える明治古都館も素敵。


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明治30年に開館された旧帝国京都博物館本館(重要文化財)

設計者は宮内省匠寮技師 片山東熊(かたやまとうくま)

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通常は非公開のようですが特別公開の時はぜひ行ってみたいです。

赤煉瓦がノスタルジックでタイムスリップしたみたい。





先日、大好きなヴォーリズ建築の大丸心斎橋店へ。


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ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計で、1933年の建築。
 

2019年にやっと立て替えが完了。

完成まで本当にやきもきしたけど、また美しい姿が見られて本当によかった。


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建築当初はネオ・ゴシックの塔屋の華やかな外観とアール・デコの内装でしたが、戦争の空爆で5階以上と中央の吹き抜けなどの大部分を失ったそうです。
 

そんな中残った歴史的価値のある外観と装飾をうまく再利用してのリニューアル。


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残された美しい外観と内部の装飾を堪能してきました。

外観の細かな意匠も楽しめるのがヴォーリズ建築の魅力かも知れませんね。



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心斎橋筋側の中央玄関の外側にあるテラコッタの孔雀は同じ位置にありました。

この孔雀がまた見られてホッとしました。

300年近く前にアメリカから輸入されたもので、最初は当時の下村社長がフェニックスを注文したのに、どういうわけか孔雀が送られてきたと記録が残っているようです。





 

イケフェス大阪2019で、洋菓子店の五感が下に入ってる新井ビルへ。



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1922年、神戸を拠点に活躍した河合浩蔵(河合建築事務所)設計で、元は報徳銀行大阪支店としての建築だそう。

1911年(明治44年)に建設の旧日濠会館(現・海岸ビルヂング)や造幣局 旧火力発電所(現・造幣博物館)は今も馴染み深い建物です。

新井ビルは元々が銀行だったからでしょうか?

すっきりとした直線的で硬派なデザイン。
でもどこか優しい柔らかい雰囲気。



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古い階段をゆっくり上がって見学しました。



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ゆるやかなカーブの手すりと直線が際立つシンプルな窓。



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ガラスは今では作られていないわずかに歪みがあるガラス。


向こう側に見える景色がいつもと違う世界に見えますね。



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上の階には空きテナントがあって、こぢんまりした白い部屋が素敵!

こんな場所で仕事できたらいいなぁ。



幾何学的でモダンな新井ビル。

スイーツの「五感」がビルの1階に入っていて吹き抜けになっています。

また機会があればカフェスペースで美味しいスイーツとレトロな空間を楽しみたいな。


今年もイケフェスに行ってきました!

イケフェス=生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪
毎年この時期に大阪の素敵な建築が公開される2日間のイベントです。
この2日間の間に普段未公開の建築が公開されたり、スペシャルなガイドツアーがあったりと建築ファンには見逃せないイベントなのです!

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今年は大阪取引所ビルからスタート!

ガイドツアーにも参加して五代さまの功績を再確認しました。

地下鉄北浜駅を出てすぐに出会う大阪証券取引所ビルの前には五代友厚の像が。

五代さまの像は大阪には5体あるそうです。

大阪取引所、大阪商工会議所、光世証券、大阪市立大阪ビジネスフロンティア高等学校、大阪市立大学の5カ所。

ルーツである薩摩(鹿児島)には鹿児島市泉町泉公園、JR鹿児島中央駅の2体があります。

こちらの像は2004年の建立で彫刻家の中村晋也氏によるもの。
「西の五代、東の渋沢」と並び評されている渋沢栄一を意識して、日本橋の定盤橋公園にある渋沢栄一の銅像と高さを揃えたそうです。

五代さまのマントがなびいているのは明治維新の風を受けて活躍したことを表現したのだそう。

49歳で早世した短い生涯の中で、大阪の発展の礎となった多くの功績を考えると、たくさんある銅像は納得ですね。

後方は現代的なビルに建て替わっていますが、設計は長谷部竹腰建築事務所(現・日建設計)、建築は大林組によるもので、1935年建設の外観や楕円形のエントランスホールは当初のまま。

2004年に近代的な高層ビルに生まれ変わりました。

戦争の時は運よく戦火を免れたようです。

本当によかった。

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ステンドグラスは1935年のもの。

エッチングガラスと色ガラスを併用したもので当時のものとしては珍しいもののようで、大阪エッチンググラス社によるものです。

色ガラスはアメリカ・ココモ社、フランス・サンゴバン社のもの。

デザインは花瓶と植物がモチーフのアール・デコ様式です。

今ではステンドグラス作家が図案を考えますが、当時は建築家がオリジナルの柄を渡して職人が製作していたようです。

だからでしょうか、建物とステンドグラスの一体感。

素敵です。

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大理石は当時のもの。

エントランスホールの内部は床と壁合わせると8種類の大理石、花崗石が使われています。

折壁(岩手)、ボテジーノ クラシコ(イタリア)、浮金(福島)、トラベルチーノ ロマーノ(イタリア)、桑尾(高知)、稲田(茨城)、フィレットロッソ クラシコ(イタリア)、松葉(不明)で施工は矢橋大理石(株)。

デザインに合わせた種類の違う大理石の組み合わせのバランスがいいですね。


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エレベーターは建て替え前のものを再利用しているとのこと。

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通風口や格子窓の幾何学模様も素敵です。

大阪取引所では4階にあるOSEギャラリーで史料が展示してあって株式やデリバティブについて学べます。

大阪の堂島米市場があった頃から今日まで、大阪の発展の様子が伺える資料が並んでいて興味深い内容でした。

歴史に興味がある方におすすめです。

平日のみの公開です。

詳しくは下の大阪取引所のHPからご覧ください。


※引用元〜OSEギャラリー展示資料、大阪取引所パンフレット




今日、イケフェスの公式ガイドブックを購入しました。

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購入したのは梅田ビッグマン横の紀伊国屋書店。
入ってすぐの目立つ場所に平積みしてありました。
今年のガイドブックは分厚い!

イケフェス=生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪

今年で6年目。
毎年この時期に大阪の素敵な建築が公開されるイベントです。
(秋の歩きやすい時期でよかった)
この2日間の間に普段未公開の建築が公開されたり、スペシャルなガイドツアーがあったりと建築ファンには見逃せないイベントです。

わたしは建築にそれほど詳しい方ではないけれど、近代建築に興味がでだした頃に初めてイケフェスに参加してますます好きに!

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今年は10/26(土)、27(日)!
人気の建築は抽選や並ぶので、今からどこをめぐるか作戦を立てなければ。
それも楽しい作業です。
遠足の前みたいに。










大丸心斎橋店が今日リニューアルオープンですね。
皆さんがUPされている内見会の様子をみてホッとしました。
ヴォーリズの装飾がどうなるのか心配していたので、保存されていて本当によかった!

ヴォーリズ建築とその装飾は他にない気品と優美さと温かさを併せ持つ大正モダン建築。
無くすには惜しすぎると心配でした。
意匠を生かしてさらに素敵な百貨店になったのでしょうね。

早く見に行きたいけど、わたしは少し先になりそう。
楽しみは先に大切にとっておくことにします。 

忘れないようにリニューアル前の大丸心斎橋店の画像をおいておきます。 

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楽しみだなぁ(ワクワク)

神戸にある「Ando Gallery(アンドウ・ギャラリー)」に行ってきました。

兵庫県立美術館を設計したのが建築家の安藤忠雄氏。
そしてその第2展示棟に「Ando Gallery(アンドウ・ギャラリー)」が今年の5月にできました。


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ギャラリーの中には、安藤忠雄氏が手がけた建築作品が展示されていて、建築ファンには特にオススメのスポット。


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初期の住宅作品「住吉の長屋」や「光の教会」、直島のプロジェクト、中之島の「子どもの本の森」、ヴェネチアの「プンタ・デラ・ドガーナ」、パリの「ブルス・ド・コメルス」の模型やプロジェクトの詳細を見ることができます。


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関連の書籍の棚はアートのよう。


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ここから見える「青りんご」は安藤忠雄氏がデザインしたオブジェ。
米国の詩人サムエル・ウルマンの詩「青春」をモチーフにデザインしたものです。


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「青りんご」から見た「Ando Gallery(アンドウ・ギャラリー)」もおもしろい。


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美術館のあちこちに見どころがあって、散策するのも楽しいですよ!
カメラを持った外国人も大勢いて、なんだかうれしい気持ちになりました。
日本の芸術や文化が海外の方々に関心を持っていただけるのはうれしいこと。
そんなスポットがこれからもたくさんできるといいですね。

 

  

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