1922年、神戸を拠点に活躍した河合浩蔵(河合建築事務所)設計で、元は報徳銀行大阪支店としての建築だそう。
1911年(明治44年)に建設の旧日濠会館(現・海岸ビルヂング)や造幣局 旧火力発電所(現・造幣博物館)は今も馴染み深い建物です。
新井ビルは元々が銀行だったからでしょうか?
すっきりとした直線的で硬派なデザイン。
でもどこか優しい柔らかい雰囲気。
古い階段をゆっくり上がって見学しました。
ゆるやかなカーブの手すりと直線が際立つシンプルな窓。
ガラスは今では作られていないわずかに歪みがあるガラス。
向こう側に見える景色がいつもと違う世界に見えますね。
上の階には空きテナントがあって、こぢんまりした白い部屋が素敵!
こんな場所で仕事できたらいいなぁ。
幾何学的でモダンな新井ビル。
スイーツの「五感」がビルの1階に入っていて吹き抜けになっています。
また機会があればカフェスペースで美味しいスイーツとレトロな空間を楽しみたいな。