宝塚暮らしとやさしい時間

カフェや美術館、お出かけのこと。 おやつと日々のことも。 宝塚の住人です。

タグ:art

みんぱくの「アルテ・ポプラル~メキシコ造形表現のいま」へ。


IMG_5353

アルテ・ポプラルはラテンアメリカの伝統文化で、芸術家ではなく職人や一般の人々の造形表現です。

その中からメキシコの造形表現を紹介している展示でした。

IMG_5348

毛糸を蜜蝋を塗った木板に隙間なく埋めるよう貼りつける毛糸絵は、メキシコ中西部の先住民族ウイチョル
何という色彩感覚。
そして単純化した線で描く絵は今見てもポップでかわいい。

IMG_5349

民族的な要素もあるけど見てると何だかおもしろい。

IMG_5347

IMG_5346

IMG_5351

見てて飽きなくて何度も会場をぐるぐる見てまわりました。

IMG_5342

生命の木。
メキシコ南部の陶芸の町メテペックの特産品なのだそう。
平板な楕円の木の形をしていて陶器でできています。

IMG_5343

枝にはにぎやかな飾りがたくさんで、細かなディテールに見入ったりして。
キリストがいたり髑髏がいたり天使がいたり。
大きさは様々で、5センチから2メートル以上のものまで。
20世紀半ばに作り始められたようです。

IMG_5344

おもしろい。

IMG_5345

IMG_5352

IMG_5350

村祭りで使われる仮面も楽しい。

メキシコにはこんなにも個性的な独自の文化があったんですね。

おもしろくて楽しかった!






京都国立近代美術館「円山応挙から近代京都画壇へ」に行ってきました。


IMG_4848

まず会場に入ってすぐに大乗寺の襖絵が立体的に再現されてたのが圧巻。

裏表の位置関係がわかりやすいし空間丸ごと楽しめました。

考えてみれば襖絵ってその部屋を囲むのだから贅沢な空間芸術!

私ならその部屋にいたら興奮してしまうだろうな。
「松に孔雀図」 は墨なのに松の葉が緑に見えて孔雀の羽が青に見えてきて不思議でした。

応挙の「保津川図」も水がうねりながら流れる音が聞こえてきそうだった。
スペクタル感!
見えないはずの色が見えたり音が聞こえたり。
そして応挙や長沢芦雪の描く犬も好き。
 

IMG_4852

ミュージアムショップでかりんとうを。

IMG_4851

白いもふもふの犬がたまりません。




↑このページのトップヘ