みんぱくの「アルテ・ポプラル~メキシコ造形表現のいま」へ。
アルテ・ポプラルはラテンアメリカの伝統文化で、芸術家ではなく職人や一般の人々の造形表現です。
その中からメキシコの造形表現を紹介している展示でした。
毛糸を蜜蝋を塗った木板に隙間なく埋めるよう貼りつける毛糸絵は、メキシコ中西部の先住民族ウイチョル
何という色彩感覚。
そして単純化した線で描く絵は今見てもポップでかわいい。
民族的な要素もあるけど見てると何だかおもしろい。
見てて飽きなくて何度も会場をぐるぐる見てまわりました。
生命の木。
メキシコ南部の陶芸の町メテペックの特産品なのだそう。
平板な楕円の木の形をしていて陶器でできています。
枝にはにぎやかな飾りがたくさんで、細かなディテールに見入ったりして。
キリストがいたり髑髏がいたり天使がいたり。
大きさは様々で、5センチから2メートル以上のものまで。
20世紀半ばに作り始められたようです。
おもしろい。
村祭りで使われる仮面も楽しい。
メキシコにはこんなにも個性的な独自の文化があったんですね。
おもしろくて楽しかった!